
東京競馬場1800mを舞台に行われる。
3年前のエプソムCではシンガリ人気のトーラスジェミニが3着に残り3連単が400万馬券となったり、その他の年も人気薄が絡んだりと荒れるレースとなっている。
穴党の方々にはたまらない高配当が続出している。
今年も人気に推される有力馬が破れ、人気薄が絡むのか、注目したいところだ。
人気になりそうなところ、面白そうなところをいくつか挙げていきます。
インダストリア
6/6現在では鞍上がまだ未定である。
近3走でコンビを組んでいる戸崎圭太騎手は他で騎乗予定が、
D・レーン騎手ともコンビを組んだことあるが、こちらも騎乗予定がある。
コンビを組んだことがある中でルメール騎手がまだ未定なので、鞍上がどうなるか気になるところもある。
東京1800mは新馬戦、未勝利戦以来となる。(2着、1着と成績を残している。)
その後1600mに主戦場を移して戦って来たが、中山競馬場では2勝、東京競馬場では掲示板内に1回という成績となっている。
ここからみるに東京競馬場の1600mでは凡走、中山競馬場の1600mでは好走としているので、やはりもう少し距離が欲しいのではないかと思う。
中山競馬場では坂がある分、1600mと1F短くても他の馬より脚を使えるから好走できたのかと、
東京競馬場では未勝利戦で上がり3F33.5と、後方待機から一気の勝負で長い直線を戦えただけに1800mの距離が理想なのではないかなと。(去年のNHKマイルCではもう少し距離があればという印象を受けた。)
初戦から2走コンビを組んだルメール騎手となれば一層期待度は高まるが、、、
鞍上はルメール騎手になった。新馬、未勝利戦と東京コースでコンビを組んだだけに期待は高まる。


少しコーナーで外に流れるような印象を受けた。
直線入って手前変換してからは身体全体を使えてこのタイムながらもまだまだ余裕を感じるところがあるかなと。
当日も馬場は渋りそうだし、稍重での追い切りでこのタイムが出せるだけに斤量ハンデがあっても狙えるかもしれない。
ガロアクリーク
インダストリアとともに斤量58㎏で挑むガロアクリーク
昨年のエプソムカップで8番人気ながら2着と高配当を演出している。
その昨年のエプソムカップから丸1年の休養を経て、石橋脩騎手とのコンビで今年も挑む。
一昨年のエプソムカップでは12着と大敗してしまっていた。
皐月賞、ダービー、菊花賞と様々な距離をG1で経験している。皐月賞では3着としているだけに経験、実績ともに十分な内容となっている。
1年休養し、万全の態勢で臨んでくると思う。鞍上も石橋脩騎手との継続なので期待も持てる。
実績があるだけに、追い切りでいい状態に見えたら狙っていきたい1頭ではある。


直線入るまではゆったり目だが、直線入ってからの脚は切れるものがある。
稍重でラスト1F11.3でいけているので、斤量ハンデも跳ね除けて当日の渋った馬場で1発も期待できそうだ。
ジャスティンカフェ
ここは人気に推される1頭となるだろう。
エプソムカップでは人気どころが勝ててないだけに注目されると思う。
今回は初コンビとなる横山和生騎手が鞍上となる。
1600m、1800mを主に戦ってきて、2桁着順は1回、掲示板外は2桁着順を含めても1回と安定した成績を残している。東京コースでもバッチリ成績を残している。
惜しいところまでいってるが、重賞はまだ勝てていない。
荒れるレースと言われているエプソムカップで、人気となるであろうプレッシャーを跳ね除けて初コンビの横山和生騎手と重賞初制覇となるか期待がかかるところである。
荒れるレースではあるが、追い切りから仕上がりを見せるようであれば1番人気であろうと狙っていきたい。


状態的には良く見える。
少し頭が高いのかなと思う。
良馬場であればこのままでも良さそうな気はするが、馬場が重くなったときに首含め身体全体が使えてこないと厳しい様に感じた。
トーラスジェミニ
3年前に3連単400万馬券を演出したトーラスジェミニ
ただ、去年は11着と大きく着を落としている。
一昨年の七夕賞で勝ってから、ほぼ2桁着順と成績は振るってない。
7歳にはなってしまったが、仕上がり次第では狙いすぎかもしれないが3連単の3列目にこっそり忍ばせておくのもありかもしれない。
鞍上も高配当を演出した時と同じ木幡育也騎手なので楽しみな面もある。
追い切りでよく見えても過度な期待は危険ではあると、、、ただ1発狙いとして絡めたいのが心情だw


穴馬として挙げてみたが、ここは厳しいの一言かもしれない。
一度追い出しを掛けた時に一瞬の加速を見せるが、キレもいま一つで伸びもついてこない。
穴を開けた時に前抜け出して逃げれても厳しい競馬になりそうだ。
マテンロウスカイ
横山家の父、横山典弘騎手が鞍上のマテンロウスカイ。
重賞経験も少なく、重賞勝利もないがセントライト記念(G2)以外は全て馬券内に来ている。
セントライト記念は2200mであったため、距離が長かったのが敗戦の原因として挙げられるだろう。
1800mならまさにこの馬の距離である。
重賞2戦目の今回、百戦錬磨の横山典弘騎手との11戦目のレースで重賞初制覇となるか。
前走同じコースで2着だった、今回は1着を、、、
横山親子のバチバチの叩き合いも見てみたい。


少し霧が掛かって見づらいところもあったが、逆手前で走ってきている。
苦しくなってから手前を変えたせいか、少し脚が上がってしまっていた。
鞍上がベテラン横山典弘騎手なので、レースの時には上手く導いてくれそうだが、渋った馬場では厳しいのかと。
ここから追い切りから狙えそうなところを挙げてきます。
ショウナンマグマ

鞍上が久々コンビの吉田豊騎手。
初勝利を東京競馬場で飾っている。
その後の成績はイマイチではあるが、1800mではしっかり成績を残している。

追い切りから少し足元にぎこちなさを感じるが、身体全体を使えていて渋った馬場であれば推したい1頭かなというところだ。
まだ余力を残している様に見えるので、渋った馬場で1発期待できそうだ。
ヤマニンサルバム

1200mから徐々に距離を伸ばし、2000mまで勝ち切ってるのがこの馬の面白いところだ。
上がり3Fのタイムも安定している。
1800mは4戦してすべて馬券内だが、勝利には届いていない。
今回の鞍上は初コンビの三浦皇成騎手だ。

追い切りのタイムとしてはゆっくりに見えるが、直線で手前を2回変えている。
鞍上のゴーサインで手前を変えてもう一段階ギアを挙げて加速した。
追い切りの内容的にも渋った馬場でも力を出せそうな走りをしている。
当日の馬場状態次第では本命で軸にしてもいいかもしれない。
天候も怪しいところで馬場状態がだいぶ影響しそうなところなので、今年も荒れるレースになりそうだ。