
いよいよ夏競馬も終え、秋競馬。
そして中山競馬場の開幕を迎えます。
開幕週の重賞、ハンデマイル戦。
予想しがいがあるハンデ差だ。
3歳~7歳の混合戦で、
ハンデは51㎏~59㎏とかなり幅広くなってる。
このハンデをしっかり頭に入れて、追い切りを見ていなかければと思う。
頭数も少ないのでしっかり見ていこう。
アスクコンナモンダ

4歳牡馬、斤量56㎏
58㎏を背負って勝ち鞍をあげているこの馬にとって、56㎏は贅沢なのではないかと。。。
マイル戦において良馬場、重馬場ともに安定した成績を残している。
重賞挑戦2戦目だが、重賞初制覇はここなのではないかと
鞍上は6戦振りのコンビとなる西村淳也騎手
コンビを組んだ時は1800mと1F長かったが、今回は1600mでのリベンジとなる。
どこまで人気するか注目したい。

併せで内側にいたため、鞍上の細かい動きまでは見えなかったが、手前変換後からの反応、鞍上の促しからの反応がスムーズで
しっかり加速していた。
まだまだ追い出せる余地はあるし、頭も低く綺麗な走りをしていた。
1F11.2秒だが、余力はしっかり残していた。
本命で狙います。
ソウルラッシュ

5歳牡馬、斤量59㎏
G2の勝ち鞍もありG1出走経験もある。
しかし、59㎏の斤量。。。
中々厳しいのではないかと
前走の安田記念からプラス1㎏
G3とはいえ、この斤量がどう響くのか
松山弘平騎手とは5戦連続のコンビとなるが、この斤量をどう攻略するのか。。。

追い切りをみるとやはり力はひとつ抜けている感じはする。
ただ59㎏の斤量と考えると、少し物足りない気もしなくもない。
バチバチの良馬場なら、軸にするのは少し怖いかなと。
力強い走りはしているので、雨の影響が残って馬場が渋るのであれば狙っても良いかなと、、、
悩みどころの1頭だ。
トーセンローリエ

3歳牝馬、斤量52㎏
桜花賞では18着と大敗してしまったが、それまでは2着2回、そこから3連勝と波に乗っていた。
1200m、1400m、1600mと徐々に距離は伸ばしたが、順当に勝ち上がった。
前走の距離延長は合わなかったのか、距離を戻してきた。
斤量52㎏は前走より1㎏重いが、1600m走ってた時より2㎏~3㎏軽い。
ここは斤量ハンデを生かせる競馬が出来るかがカギになるだろう。
6戦振りのコンビで鞍上は菅原明良騎手だ。
斤量を生かせる競馬が出来るか、追い切りを観ていきたい。

3歳52㎏というところで少し注目してみたが、
若さが否めない。
他の古馬と見比べると、斤量云々ではないといった印象だった。
コーナーから直線に入ってもずっとかかり気味で、ハミが取れていないようだった。
ちぐはぐな追い切りだった。
実績あるし斤量ハンデで、、、とは思ったがここは違うようだ
インダストリア

4歳牡馬、斤量58㎏
マイル重賞を制してる実績から、58㎏となっているだろう。
斤量は前走と同じだが、1F長い。
今回は58㎏で主戦の1600mなので、この斤量はどうなるかというところになるだろう。
ダービー卿を制した時から、2㎏増となる。
少し成績が安定しないところが、あるので気を付けて見ていきたいと思う。
コンビ復活2戦目のルメール騎手の手綱さばきが気になるところだ。

タイムは良い。
内容が、、、
この実績からいくのであれば、このタイムでももう少し余力はありそうだ。
鞍上の追い出しに反応はしているが、加速がいまいちかなと。
加速がいまいちなためか、鞍上も重心を下げて手綱でしっかり追っている。
3頭併せで一番内なので、馬の細かい動きは見れないが、鞍上のこの動きで抜け出せていないところをみるとなんともかな
3連系の紐で3列目なら。。。
↓
追い切りから気になったところを
ミスニューヨーク

6歳牝馬56㎏
近走は斤量の影響か成績を落とし気味だが、マイル実績は十分だ。
前走と同じ斤量だが、トップハンデより3㎏軽いので期待したい。

追い切り内容は軽めといった感じでタイムもそこそこだ。
フォームがとても綺麗だったので目に留まった。
軽めながらも鞍上の追い出しにはしっかり反応している。
近走の成績もあるので伏兵として狙ってもいいのかなと。。。
ミスニューヨーク×M・デムーロ騎手の買い時はここなのかも
シャイニーロック

7歳牡馬57㎏
ベテラン古馬の初重賞制覇に期待したい。
前走から1㎏マイナスでマイラーズカップの時と斤量は同じだ。
ダートから芝に転向し、マイル戦の成績は人気しないながらしっかりと成績を残している。
今回も人気はしないだろうから大穴候補としてあげたい。
酒井学騎手とも3戦目となる。

追い出しながらでタイムもそこそこではあるが、走りにキレがある。
脚元の動きも良く、開幕週の中山コースもきっちり走れそうだ。
レース脚になった時に反応からの加速に期待していきたいところである。
追い切りから一発ありそうなところとして候補に挙げたい。
ハンデをものにするのか、ハンデをものともせず勝ち切るのか
楽しみな一戦だ。