何かといろいろ起こった春の天皇賞。。。どうもken競馬です。
GW前に仕事がバタバタしてしまい、ブログを書くことが出来ず追切もまともに見ることができなかった。忙しくても少しずつ記事を書いて更新できるようにしていきたい。
京都競馬場にてリニューアルオープン後、初のG1『天皇賞(春)』が行われた。
まずは優勝した、ジャスティンパレス鞍上ルメール騎手はおめでとうございます!
いろいろ起こる中で、冷静にレース運びをしたルメール騎手は圧巻だった。
中断の位置から外側コースに付けて待機していた。最終コーナーを過ぎたあたりから勢いをつけ、直線に入ってからのジャスティンパレスの伸びはすごかった。
前にいたディープボンドをあっさりかわしてゴール板を駆け抜けた。
文句なしの強い競馬だった。
2着のディープボンドも凄かった。
3年連続2着はすごい。これによりG1未勝利馬での獲得賞金がナイスネイチャを抜いて歴代1位となった。無冠の帝王という言葉が失礼になるかもしれないがまさにその通りだ。
6歳だが、まだまだ戦える強さはある。3着に入ったシルヴァーソニックも7歳だし、今年か来年にはG1を取って欲しいと願うばかりだ。
そして3着の古馬7歳のシルヴァーソニック。
昨年の落馬失格の雪辱を晴らした。中断待機からの直線一気の末脚は素晴らしかった。
鞍上のD・レーン騎手と3戦連続のコンビで息はぴったりだった。
シルヴァーソニックにもまだまだ期待していきたい。
3番人気で推されていたボルドグフーシュは6着と少し残念な結果となってしまった。
折り合い等は問題なさそうに見えたし、鞍上の川田将雅騎手も力は出せたといっていた。力及ばずだった感じとなってしまった。
まだ4歳だ。これからに期待したい。
そして残念な結末を迎えてしまった3頭に目を向けていきたい。
単勝1.7倍と圧倒的人気に推されていたタイトルホルダー。
スタートからハナを切っていつも通りの形に持ってスムーズに競馬をしていたが、2000mを過ぎた辺りから、異変が起こった。
スルスルと後ろに下がってしまい、横山和生騎手も下馬し、競争中止となってしまった。
圧倒的人気に推されていただけに、横山和生騎手も苦渋の決断であっただろう。
これだけ支持されている中で馬のことを考えて、最優先に出来ることは並大抵のことではないと思う。
天皇賞春という舞台で、たくさん売り上げがある中、1.7倍というオッズは相当金額が入っていないと成立しないと思う。そういったプレッシャーがある中での横山和生騎手の判断は称賛すべきことであると思う。騎手も馬ありきでのことではあるが、大人の事情が絡んだりすると中々出来ることではないと思う。
結果、左前脚に異常がみられてしまった。
復帰できることを願うばかりだ。
タイトルホルダーと共に逃げ手に出た、アフリカンゴールド。こちらも残念なことに心房細動が出てしまい競争中止となってしまった。
タイトルホルダーと先行争いをして盛り上げてくれただけに残念な結果でしかない。
8歳馬ということもあり、今後の動きが気になるところだ。
なんとかディープモンスターと大差がついても頑張ってゴールしたトーセンカンビーナが1番具合が酷い結果(左前浅屈腱不全断裂)となってしまった。ディープモンスターと8秒差がついてのゴールではあったが、競争中止しても良かったのではないかと思えるが、ここは岩田望来騎手が判断してやったことだから、余計なことは言わないでおく。
リニューアルオープン後、初のG1で落馬等でなく単独で3頭も競争中止が出てしまったのは、とても後味が悪くなってしまった結果と言えよう。
このまま京都競馬場に変なジンクスや遺恨が残らなければいいが、、、
3頭のこれからの無事を祈るとともに、競争中止がでたら、競馬ファン全員が騎手、馬を心配出来るような環境になれたらいいと思う。
いち競馬ファンとしてこれからも楽しく競馬をしていきたい。