追い切り

札幌記念2023 サマー2000シリーズの4戦目を制するのは?

このメンバーでG2なのか? と誰もが思うところだろう。

春か秋のどこかのG1の出走表と言っても信じるのではないかというくらいの好メンバーが札幌の舞台でぶつかり合う。

G1経験はもちろんのことG1タイトルを取っているものもいる。

実績は十分な馬たちばかりなので、仕上がりをしっかり追っていきたい。

なお、3歳のトップナイフのみ55㎏、牝馬が56㎏、その他牡馬は58㎏となっているので、その辺にもしっかり注目していきたい。

※8/16現在。 ヤマニンサルバムは吉田隼人騎手に決まった。

また何頭かピックアップして見ていきたいと思います。

ジャックドール

昨年の札幌記念の覇者、1番人気になるでしょう。

G1で1勝、G2で2勝とさらに主戦が2000mなので、ここは間違いなくの1番人気に推されるところだと思う。

前走で初めて1600mに挑戦し、やはり距離の問題だったのだろうか、2000mの舞台に戻しての闘いとなる。

鞍上も4戦目のコンビとなる、武豊騎手である。

昨年のローテとは少し変わって間に安田記念を挟んでいるが、前走が1600mだったのでその辺は問題ないと思う。

このメンバーで連覇出来るか?というところに注目していきたいところである。

どこに文句を付けたらいいか分からなかった。。。

とにかく走り、フォームが綺麗だ。

鞍上はほんとに軽い補助動作しかしていない。

自身で加速してこのタイムで走っている。

ここからレース並みに追い出したら、どこまで行くのか。

これまでよりも強い競馬になるのではないかと思う。

ここは人気に推されるかもしれないが、

満を持しての本命でいきたい。

シャフリヤール

今一度、重賞の舞台で輝けるのか。。。

1800mで勝ち鞍があり、2400mの舞台で勝ち鞍がある。

2000mでは昨年の天皇賞秋の1走だけだが、5着になってしまった。

パンサラッサの大逃げにペースを乱されたわけでもなく、直線で脚を使えていなかったわけでもない。

1走しかしていなのでたまたま嚙み合わなかったのか、なんとも言えないところである。

鞍上はその時のC・デムーロ騎手から変わって、初コンビとなる横山武史騎手が鞍上を務める。

このコンビでどう挑んでいくか。

追い切りの仕上がり次第では悩みそうな1頭となりそうだ。

この2000mの猛者たちと戦うにはもう少し何かが欲しいかなといった印象だった。

タイムこそ出ているが、しっかり目に追っている。

鞭も1発入っている。

その鞭の時にひと伸び見せたが、鞍上も重心を下げ、腕を使っていた。

加速が良かっただけに上手くポジション取れて、最後の直線勝負に持ち込めればチャンスはありそうだが、他に要素がなくてなんとも言えない。

経験少ない2000mでこのメンバー相手では少し厳しいか。。。

トップナイフ

唯一の3歳馬、斤量55㎏

前走から2㎏軽くなり、2000m戦で55㎏で2着3回と2000m戦では安定した成績を残している。

長男→父親と乗り替わり、今回8戦振りにまた長男へと乗り替わる。

3歳馬であるが、経験は十分にある。

デビューも札幌で、3戦している。

だが、レースは同世代とのレースだけなので、古馬を相手にしてどういうレースが出来るか。

鞍上の横山和生騎手が上手く導いてくれるのか。

斤量生かして伏兵となれるのか。

斤量生かして伏兵とかではなかった。

3歳にしてこの走りか。。。

併せていたマテンロウレオもいい走りで先着こそされたが、トップナイフの方が追いが軽めだった。

鞍上が追い出したところで隣のマテンロウレオの鞍上も追い出して加速した。

そこにしっかりついていった。

皐月賞の時みたいな出遅れがなければ経験豊富なG1馬、ジャックドールと勝ち負けのレースが出来るのではないかと思う。

3歳馬の伏兵、狙いどころだろう

マテンロウレオ

こちらも父親メインではあるが、長男と乗り継いできている。

今回、父親の横山典弘騎手はマテンロウレオを選んだ。

2000mが主戦ではあるが、成績にムラがある。掲示板か大敗か。。。

舞台が舞台だけにしょうがない気もするが、強さは十分にあると思う。

2000mが得意なのは間違いないだろう。

実力馬が揃っているだけに、トップナイフ同様に伏兵となれるか。

そして横山典弘騎手はトップナイフをどうみるか。。。

トップナイフのところでまぁまぁ書いてしまったな。

それより、横山家の話で父はトップナイフをどうのこうのと話ししたが、まさか追い切りで併せていたとは。。。w

これはもう買うしかないのか。。。?

マテンロウレオも鞍上のゴーサインにしっかり反応していた。

重心を下げしっかり追っていたが、フォームが綺麗なのでまだまだ伸ばせる脚はあるだろう。

トップナイフと併せてみるともう少しかなと感じたので、本命対抗まではいかないが、

しっかりと馬券に絡めそうだ。

プログノーシス

香港帰りで4ヶ月の休養明け。

海外帰りはしっかり追い切りで調子を見たいところだ。

川田将雅騎手とのコンビで盤石の態勢で挑んでくることだろう。

2000mの舞台には強い。

右回りも左回りも問題ない。

あとは洋芝の札幌にどこまで対応出来るか。

まずは海外帰りの調子がどうか見てみたい。

状態は良さそうだが、反応が少し悪いのかな?

コーナーで少し掛かり気味なところが気になる。

直線に入ってから、ハミを取らせにいって手前変えして追い出してるが、イマイチ反応が良くなさそう。

軽めの追い出しで、もう少し伸びが欲しいと思ってしまった。

このメンツ相手にこの追い切りの状態だと。。。

ラーグルフ

前走の大阪杯では大敗してしまったが、こちらも2000mの舞台には強い。

そして鞍上の戸崎圭太騎手は好調である。

ただ斤量が前走同様で58㎏なのが少し気になる。

コース、芝状況ともに変わるので度外視でもいいのかどうか。。。

重賞で成績を残せているだけに仕上がり次第では一発も見えるのか。。。

何かあったのかな?と思うほどに走れていない気がする。

終始掛かり気味だし、鐙も下の方にあって脚で追えていない。

鞍上も追うような姿勢を取っておらず、手綱の扶助動作は入れているが、全くと言っていいほ反応してない。

ここは斤量がどうとかは関係なさそうだ。

馬券に絡むイメージが全く沸いてこない。

ここからは追い切りから良くみえたところを挙げていきます。

イズジョーノキセキ

鞍上、岩田康誠騎手

抜群という言葉はこういう時に使うのかと思った。

コーナーでは前に行きたがっているところを少し抑えてはいるが、直線に入ってからの加速が抜群にすごい。

前重心からのゴーサインで手前変換してから、どこまで行くんだと思うくらい馬体が伸びて加速していく。

まだ余力は十分だ。

レース脚で追いだしたら、まだ2段階くらいギアを残してるんじゃないかと思う。

鞍上は岩田父だ。

直線どこのポジションにいても出てきそうな画が浮かぶ。

久しぶりに追い切りで興奮してしまった。

ソーヴァリアント

鞍上は連続コンビのC・ルメール騎手

前走、前々走と人気を背負いながら負けてしまっているため、人気を落としそうなので狙い目なところでもあると思う。

終始身体全体を使いながら、のびのびと走っているようだ。

手綱でハミを取らせに行って手前変換させ加速しているが、もう一段階ゴーサインで追い出した時の加速は目を見張るものがある。

イズジョーノキセキ同様まだまだ力は残しているようにみえる。

もう2,3追いだしたらどこまで伸ばせるだろう。

枠次第で位置取りが上手く取れたら、直線勝負で勝ち負けに参戦できるだろう。

隠れて狙いたい1頭だ

メンバーがメンバーだけに今年の札幌記念はドラマが生まれそうだ。

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