4歳以上の混合オープン戦
東京競馬場 芝1400mが舞台となる。
メンバー的には中々面白いメンバーが集まったと思っている。
ダノンスコーピオン
2021年 朝日杯フューチュリティステークス3着 2022年アーリントンカップ1着 2022年NHKマイルカップ1着 2022年富士ステークス3着
ラウダシオン
2020年 NHKマイルカップ1着
G1馬が2頭もいるのは魅力的なレースだ。
他にもG2、G3で勝ってる馬や重賞で馬券内に来た馬が多数いる。
ハンデ差もあるが混戦が期待される。
気になってるところをいくつかピックアップしていきます。
- ゾンニッヒ
D・レーン騎手との初コンビとなる。
6走前から1600mを走ってきて近3走の中山競馬場では好成績を残している。
1400mは初戦以来となる。その時は阪神競馬場でのダート戦だったため比較が難しいところではある。
4走目で芝コースに変え、2000mで1着と初勝利した。
その後主戦を芝コース2000mに変えて成績は残していたが、1600m戦に移行しこちらも好成績を残している。
ここで改めて1400mに短縮し、スプリングカップに挑む。
東京競馬場の芝1400mでD・レーン騎手がどう手綱を取るのか注目したい。
3F39.8、1F12.6と時計はそこそこで仕上がりとしては悪くはないが、渋った馬場が想定されているので、そうなったら少し厳しいのかと。
- ダノンスコーピオン
2022年のNHKマイルカップの覇者だ。
香港マイルを経由して半年振りの日本でのレースとなる。
鞍上も川田将雅騎手とのコンビに戻り盤石の態勢で臨むことだろう。
気になる点が2つある。
1つ目、斤量58㎏
NHKマイルカップで57㎏を背負ったが前走からは1.5㎏増えることになる。
2つ目、1F短縮にて初の1400m
主戦が1600mだけに問題ないとは思うが、斤量アップと重なってどう影響するか。
ここは追切からしっかり様子を伺っていきたい。
3F39.2、1F12.0で追切のタイムは出していないが、かなり仕上がってる様に見える。
ここは渋った馬場でも1400mなら力を出し切れるのではと思った。
枠が最内となるが、川田将雅騎手が上手く手綱を引いてくれるだろう。期待したい。
- ピクシーナイト
2021年の香港スプリントで多重落馬事故に巻き込まれ骨折してしまい初の海外挑戦は痛ましい結果となってしまった。
1年4ヶ月の時を経て復活した。
前走の高松宮記念では13着と大敗してしまった。
1400mと1F延長での挑戦となるが、戸崎圭太騎手とともに無事完走、あわよくば1着でのゴールを期待したい。
追切で復活の兆しを見せて欲しい。調子が戻っているようなら狙いたい1頭である。
3F35.8、1F11.1、、、文句ない仕上がりといっていいだろう。
ラスト1Fの11.1も無理に追い出してる感は全くなく、身体全体をしっかり使えてると思う。
馬体の仕上がりも申し分ないはず。完調したとみていいだろう。本命でもいい。
- ラウダシオン
ダノンスコーピオン、ピクシーナイトと共に58㎏を背負うラウダシオン。
6歳と経験豊富なだけに斤量58㎏は経験済だ。
2年前になるが、同レースで1着を取っているだけに適性は申し分ない。
近走では成績を落としているが、ここに来て岩田康誠騎手との初コンビとなる。
1400m戦を得意としている岩田康誠騎手だけにここは1発を期待していいところかもしれない。
3F37.7、1F11.8。
渋った馬場で鞍上岩田康誠騎手。
ぶち抜くならここしかないと思う。
馬場がそこまで荒れなければ、絡めるか悩むところだが荒れたら狙ってもいい、注の1頭となりそうだ。
鞍上と共に1400mが得意なこのコンビ。斤量を跳ね除けて欲しい。
- レッドモンレーブ
横山和生騎手と初コンビを組む。
前走から1F短縮して、初めての1400m戦となる。
重賞2戦では成績を残せてはいないが、それ以外の平場レースでは馬券を外していない。
横山和生騎手との初コンビで穴を開けられるか、楽しみなところである。
3F38.1、1F11.8とタイムと走りを見ても仕上がりはいいと思う。
ここも馬場が渋ったら少し悩むところになりそうな気がする。
直前まで追いたい。
その他に追切からよく見えたのが、
カルリーノ 3F36.4、1F11.0と追切タイムとしては凄いが、その走り方も抜群によくみえた。
ここはパドックまで追いかけて最後に決めたい1頭ではある。
トゥラヴェスーラ
3F39.2、1F12.0と時計はそこそこだが、馬場が渋ったら抑えたい1頭だと思った。
人気もそこそこになりそうなので面白いと思う。
ここは一波乱ありそうな、いやあってほしいと願う。