追い切り

JRAにおける賃金交渉決裂

こんばんは。

ken競馬です。

今日のこの1日は競馬ファンにとって忘れられない1日となるのではないか。

SNS上ではいろんな意見が交錯しいろんな感情が生まれ、競馬ファンの競馬に対する本気度が垣間見れたと思う。

今週中頃から行われていた、JRAでの春闘(賃上げ交渉)。

厩務員さんVS馬主会、調教師会による賃金交渉。

10年ほど前にカットされた賃金が、売り上げが上がっている今も変わらないための賃金交渉だった。

上がらなければ、開催中止を余儀なくされるストライキが起こるとされていた。

昔はこういったストライキはあったと聞くが、最近ではあまり聞かない。

昨今売り上げが右肩上がりのJRAであり、更に今週末には重賞が4つも開催される中でのストライキだ。

競馬ファンにとっては一大事だ。(現に私も仕事どころではなかった笑)

毎週末にレースがあるため生粋の競馬ファンはそれがルーティンとなっている、そのため開催はして欲しいという言葉も多かったが、内情を聞くと少し複雑な感情も抱ける。

個人的にも開催はもちろんしてほしいが、今後の競馬界や馬たちのことを考えるとそれを支える人たちが納得して仕事がでてないのは問題ではあるのでとても気持ちはわかる。

純粋に馬が好きな方々なので、こういった事態が起こりながらもしっかりと開催にむけて準備を進めてるところにはプロの心を感じる。

結果としてはものすごく疑問が残る最悪な展開になってしまったと言えよう。

開催もするが、ストライキも決行される。

これはどうなの?というのが率直な意見である。

馬たちは悪くないから走らせてあげようなのか、競馬ファンが開催を待ち望んでいるからなのか、、、

多分競馬ファンからしたら、違うの一言だと思う。

馬を愛する人たちが自信を持って送り出す全力の勝負が見たい!

明日明後日の開催に関わる人たちが中途半端とは言わないが、今まで携わってきた人たちがいないのであれば状況は変わり、馬にも何らかの変化が起きるだろう。

正直そんな目で開催を見てしまうと思う。

今週の重賞は楽しみではあったが、馬券を買う気にはならなくなってしまった。

やるならやる、やらないならやらない。

至極当然のことだが、なぜこんなことになってしまったんだろう。

有馬記念の賞金を上げたり、海外の賞金が高いレースに出るのもいい。

でも表舞台に立ってる人たちだけで成り立っているわけではない。

競馬界だけに留まらず、何事にも裏で支えてくれてる人たちがいるからというのは忘れてはいけない。

正直、JRAの売り上げはすごい。言い方は違うかも知れないけど、賃金を上げるだけで片付く問題ならすぐやるべきだと思う。ファンや裏方の人たちがいてこそなので、裏切るという行為だけはしてほしくない。

来週以降もこの動きは続くかもしれない。

いち競馬ファンとして成り行きをしっかりと見届けたい。

今週は予想はしたが、馬券は回避する。

私も純粋に競馬が好きなので、予想と合わせながらレースは見ていく。

今後の競馬界の発展に期待したい。

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